中川皓三郎先生への想い

中川皓三郎先生
2020年10月20日 命終
法名 願生院 釋 皓雲 寿算 78歳

10月23日(金)夜 京都 山科別院にて、中川先生の通夜に参列。

39年前、全寮制の大谷専修学院に、右も左もわからないまま入学した僕は、
当時 班担をされていた先生に出逢ったのだ。
僕とは別の班やったけど、全体の生活指導をされていた感じで、
僕は自分の班担の溪内先生と共に、よく門限を破っては、一緒に中川先生に叱られた。

卒業後は、僕のお寺に毎月、講話に10年間ほどお出で頂いていた。
その後しばらくは、ご縁が遠のいたが、10年ほど前から身体が弱られる2年前までは
年に一度講話に来て頂いていた。

先生は大阪生まれ、僕の中学の先輩でもあり、境遇も似ていて、とても親しくして頂いていた。
昨晩、法友に「先生と呼べる方がおられなくなってしまった」と言うと、
「何を言うとるのや!これからは法身の先生に会うていくんや!」と叱られた。心したい。

1981年 山科本科 清 史彦

・通夜の様子