岡崎学舎跡地の現状を報告します

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岡崎別院内の岡崎学舎跡地の現状を報告します。
先ずは、2020年2月22日付けの「京都新聞」の記事を引用します。
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 三菱地所は21日、京都市左京区の真宗大谷派岡崎別院所有地で計画する「ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu (仮)」の建設に着手したと発表した。
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内装に京都の伝統工芸作品を取り入れ、2021年秋の開業を目指す。

 ホテルは三菱地所が、丸太町通沿いの岡崎別院境内地南側約2860平方メートルを50年の定期借地権で借り受けて開発する。
運営はレストランやホテル事業を手掛けるひらまつ(東京)が担い、平安神宮や南禅寺に近い立地も生かし、国内外の観光客などの利用を見込む。

 4階建て延べ約5500平方メートル。周辺の景観に配慮し、落ち着いた色調の外観とする。客室はスタンダード(40平方メートル)52室、スイート(80平方メートル)8室の計60室。内装では、京都の若手伝統工芸後継者によるプロジェクト「GO ON (ゴオン)」と連携し、

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作品を客室や館内の装飾に取り入れる。

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[報告]
2020年5月11日に京都の岡崎別院を訪れると、学舎跡地は長屋も撤去され、ホテルの建設工事の塀に囲まれて、クレーンが何台か動いていました。
ホテル建設の地下の基盤整備の最中でしょう(写真3)。

新聞記事では、4階建てとなっていますが、地下1階に駐車場ができるのではという感じです。
建築主は三菱地所、建築会社は御影堂の修復を行った大林組。どちらも有名な大会社です。
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心配な青草碑ですが、真ん前まで工事の塀が迫っています。
(写真5)

大丈夫かなぁと感じますが、ホテルが完成すると、レストランになる設計になっており、
食事をすると、広い窓から目の前に岡崎別院の庭と青草碑が望める造りです。
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とにかく、エラい変わりようで見違えました。

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